「e-計量」について
「e-計量」とは
電子署名法と計量法に加え一般社団法人日本環境測定分析協会(日環協)により作成された「計量証明事業における計量結果の電子交付の運用基準(ガイドライン)例示」に適合している現在唯一のサービスです
また、電子証明書はUSBトークンに格納されて持ち歩き可能であり、計量士及び納品担当者のテレワークや出張先での作業を可能とします。
「e-計量」の概要

- EDDサービス「e-計量」を通して、計量証明書に電子署名・タイムスタンプを添付したのち、電子納品を行います
- 計量証明書はExcelまたはWordからPDF保存を行ったファイルを推奨しています
- 「計量証明事業における計量結果の電子交付の運用基準(ガイドライン)例示」に記載されている電子署名とタイムスタンプおよび、可視署名とJEDACロゴの透かしをPDFへ格納するため、システムに制約*1があります。
- A4縦型の書類に対応しています。
- 電子発行された計量証明書は、1年間当サービス内で保管し、その後は米国国防総省(DoD5220.22-M)基準に準拠した方法で削除します
*1 :PDF変換の圧縮率やアルゴリズムに関係するため、最新のソフトウェアをご利用ください
「e-計量」では、計量証明書(その他、計量証明対象外の試験結果報告書等)が電子文書化されても、当面、電子文書と従来の紙文書の併行運用が想定されるため、紙に印刷した際に「e-計量」で作成された文書であることが判別できるように、電子署名(電子証明書とタイムスタンプ証明書)の付与とは別に、可視署名とJEDACロゴの透かしを画像データとしてPDFへ格納しています。そのため、印刷した際にはその透かしと可視署名が印字されます。
運用イメージ1(自社メールに添付して納品)

運用イメージ2(ダウンロードURLによる納品)

「e-計量」導入メリット
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大幅な作業効率の改善
- 紙特有の面倒な事務作業(印刷⇒押印⇒袋詰め⇒宛名書き⇒郵送)が不要になります
- ユーザー導入事例:20件/日(400件/月)の処理で年間180万円のコスト削減効果
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納期短縮で顧客満足度向上
- 電子メールで即時納品が可能となり、納期を3~5日短縮できます
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リモートワーク・テレワーク対応
- 電子証明書はUSBトークンに格納されて持ち運び可能であり、リモートワークやテレワーク など、オフィスに限定せずに業務が可能です
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「なりすまし」防止
- 電子証明書は、所有者の在席確認の上毎年更新され、USBトークンに格納し持歩き可能です
- なりすましの防止に加え、計量士、納品担当者のテレワーク、出張先での作業を可能にします
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改ざん防止
- 電子署名と正規タイムスタンプが同時に付与されます
- 改ざんがあると、電子署名の状態が変化して検知できます
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印刷物の保存スペースや、紙による保管特有の作業や費用の削減
- 倉庫(書庫)確保、運搬、棚卸、廃棄処分などの作業や費用が不要になります