環境計量証明書電子発行サービス公開セミナーのご案内

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

一般社団法人日本EDD認証推進協議会(JEDAC)は、環境分析に関連する各種成果物に関し、EDD(Electronic Data Deliverables:電子納品)の普及にむけた活動を推進して参ります。

欧米では10年以上前から行政及び関係する諸団体がEDD(電子納品)のみで環境分析データの受け取りを行っています。一方、国内においても電子媒体での契約や納品が広がる中、環境分析の分野でも電子発行が出来る環境が整ってまいりました。このような動きを受け、この度JEDACでは計量証明書の電子発行を推進するための電子署名法と計量法を網羅する形でのサービスを展開（計量証明書の電子発行のためのサービス提供者として「計量証明書電子発行サービス」を正式リリース）する運びとなりました。

この「計量証明書電子発行サービス」ではID、パスワードとUSBトークン等による二要素認証を行った上で、電子文書データへの電子署名とタイムスタンプによる「完全性」の確保が行われており、印刷を行った場合「透かし」入りの印刷物が出力される仕組みになっております。仮に第三者が改ざんを行った場合、改ざんを検知する仕組みを実現しています。

これまでの、①計量証明書の印刷、②計量士による押印、③袋詰め、④宛名書きまたは宛名シールの印刷と添付、⑤郵送または手渡しという一連の作業が、①計量士の確認(電子署名及びタイムスタンプ付与)、②「計量証明書電子発行サービス」にデータアップロード、③送信と言う作業に短縮されることになります。今回のセミナーでは、計量証明書を電子で発行するとはどのような内容で行われるものか、発行サービスの契約をするためにはどのような手続きがいるかなど、より具体的な電子発行のサービス「ｅー計量」について説明させていただきます。
併せて、JEDACが目指すEDDサービスについてもご説明させていただきます。

ご多用の折と存じますが、是非ご参加頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。